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今はチベットの町、(阿里)アリにいる。標高は4000m以上を越え、寒いわ、高山病になるはで過酷な町だ。しかも、相棒のタカが高山病のため5日間も入院。いたくもないこの町に10日以上滞在することになっちゃっている。タカの退院後も、私の体調不良、バス待ちなどの理由あり、なんだかんだとこの町に居ついている状態~。 アリの町に住んでいる半分以上は漢民族。チベット族もいるが、漢民族によって建てられたきれいなビルや長屋が立ち並び、どこを見ても漢字が踊っている。 それでも、初めて見るチベット族には感動する。マニ車というお経を書いた手で回すおもちゃみたいなものを回すチベタン。鈴やきれいな色彩の織物などを着るチベタン。 チベタンはお洒落!格好にかなり気を使っているらしく、個性ありの、きれいの、かわいいの。特に町中ではあまり見れないけど、病院の中では素朴なチベタンに出会えるのだ。町中で見るチベタンよりも、格好は派手だし、人の顔をじーーーっと見る、など本当に素朴な人が多い。チベタンの顔は日本人に似ている、、、。なんとなくこっちも向こうも親近感があるのかな?目が合うとにっこりする人も、挨拶してくる子供なども多い。 アリには唯一のゴンパ(チベットの寺)がある。入口もわかりにくいし、普通は観光客は行かないようなところ。 私たちが入ってみると、管理人である男性と子供が外に立っている。気まずいので適当に濁し、帰ろうと思っていると、何やらおいでおいでと手招きしている。躊躇しながらも中に着いていってみた。 2階へ上がると、チベットの絵が壁中にかけられ、中央には蝋燭が並べられた「祈り台」が置かれている。最初に入った部屋以外にも部屋が2部屋あり、どれも似たりよったり。でも、壁に貼られている絵は巧妙できれいで興味深い。マンダラのような宇宙観を現しているようだ。 また、管理人が静かに静かに案内してくれる。その人柄とその場の静寂な雰囲気がぴったりマッチして、雰囲気アリアリである。 最後に祈りの印なのか、自然の実をもらった。口に含めと、言うことだ。 意外にもいい想い出となったゴンパであった。。。 また、もうひとついい場所を発見した。 バスがたくさん止まっている広場(君縁招待所の近く)の向かいに小山が見える。ガソリンスタンドの方へ向かって歩いていくと、右側にそれが見えてくる。上ると、そこにはたくさんのタルチョ(チベットの旗)がたなびいている。赤、白、黄、緑などのカラフルな旗が本当にたくさんくくりつけられているのだ。こここそイメージの「チベット」であり、「ああ、チベットにやってきたんだなぁ」と感じさせる。 この旗は風に一回はためくたびに、仏教が世界に伝わると言われるそうだ。マニ車にしても、1回まわすたびにお経が唱えられたことになり、己の幸につながる。単純な考えではあるが、純粋無垢に信じるその姿はまぶしい。 アリに到着後、高山病になる人が多い。 アリに長居している私たちはいろいろな人を見た。同じバスでは泡を吹いて倒れた漢民族の女性、それから、某スペイン人男性。彼は2日目にして、重症の高山病にかかり、病院に無理矢理連れてこられた。というのも、本人は病院嫌いで、嫌々だったのだ。タシュクルガン、カシュガルでご一緒した日本人のNさんと偶然に病院で鉢合わせ!彼女が彼を連れてきていたのだった。 彼はかなーーり我侭で、点滴も酸素も自分の身体から取ろうとしてる!トイレも我慢できず、ベッドでしてしまう始末。私たちの話は何も聞き入れず、医者もてんてこ舞い。更には警察まで来て、「安静しなさい!!」と怒られる始末。こんなに我侭な人見たことない!というほどの彼(スペイン人)であった。最終的には4日目には病院を脱走し、ホテルに逃げる始末。警察にはばれているようだが、放っておかれているようだ。一応、スペイン大使館と親には連絡はいっているらしいが。。。 アリにしばらく滞在していると本当にいろいろなことを聞く。。。 スペイン人の入院中(タカの退院後の翌夜)の夜、交通事故にあった重病人が運ばれてきた。血まみれで意識不明のその人はその夜にどこかに運ばれていった。亡くなったらしいのだ。 これから、夜の11時まで待機し、ツァンダ(グゲ遺跡の拠点となる小さな町)を目指す。ちょうどよく話しかけてきた人がランクルチャーターで連れてってくれるとのことだった。本当は昼の時点で出発のはずだったが、警察がやってきて止められたのだった。彼は許可証を持っていないので、もしそのまま連れていくとすると彼に罰金が請求されるらしいのだ。タイミングが悪かった。だけど、バスと現地チャーターの金額を考えると、安く行ける。運は悪いとは一概には言えない。 私の体調不良も続く。ウイグル地方からひいていた風邪は治らず、平均体温は37度。鼻水や痰は続く。また、長く食べてきた中華料理も喉を通らず、下痢が続く。この前の夜なんて、消化不良に陥り、お腹が張り、ゲップがたくさん出る。夜は眠れなかったが、吐いてから幾分すっきりした。中華料理の油っぽさにはもう辟易だぁーーー!近所にあったハンバーガー屋さんがせめてものの救いであった。(中国には西洋料理は極端に少ない。特に内陸部かな。) ○交通 アーバンーアリ 寝台バス下段700元 (※2日間) アリーツァンダーグゲーツァンダーアリ ランクルチャーター1400元(3人割り) アリーラサ 寝台バス700元 (※3日間) ※アーバンからアリ行きバスは10、20、30日の便しかないと聞いていたが、現在では便は3日に一便ぐらいに増えているよう。ちなみに私たちは19日の便で来た。 ○アリ 食事; 面類小6元、大8元。おかず8~12元くらい。白飯1~2元 水、ジュース類 3~5元。カップラーメン3~4元。チョコレート類は高い。 ホテル; 君縁招待所、勝達招待所(両方テレビ付き) 20元/1人 天縁旅館 100元/1部屋(テレビ、暖房付き) ※トイレはあるが、シャワーはなし。外の淋浴所に行かなくてはならない。 シャワー 10元 タクシー 市内近郊5元、公安10元。 インターネット(中国電信) 1時間5元。 国内電話 1分3角。 入院 一日平均約250元。(点滴、酸素、検査、ベッド代含む。外国人料金なし。) #
by ma-yu-1976
| 2005-11-20 18:30
| 香港・中国・チベット
デジカメがもう一台欲しい。 既にニコンのクールピクスが1台あるが、自分専用のもう1台が欲しいのだ。贅沢にも感じるが、一生に一度かもしれないこの長期旅行。写真に残す思い出と考えたら、カメラ代も安いものだ。カメラだって気にいったものが欲しい。 買うなら、 ・広角レンズが付いているもの、もしくは付属として付けられるもの。 ・オートマだけなく、マニュアル機能も付いたもの。 ・紛失、盗難、故障の可能性も考えた、ある程度安いもの。 ・なるべく小型のもの。 と条件として挙げてみた。以前使っていたカメラは10倍ズームだが3、4倍ズームあれば満足できることが分かったし、画素数も300以上はさほど大差ないらしいので、画素数にもこだわりがない。 ここは香港。予想では日本より高く、中国や東南アジアより安いだろう。まずは手始めに宿に近い電気屋を物色してみた。ネットで調べて気になっていたカプリオ。(広角レンズがオプションで付けられる。)だが、ほとんどの店で販売されていない。 次は宿・ラッキーハウスのオーナーに聞いた安いという電気街へ向かった。想像以上にそこは斬新・賑やかな通りで電気屋ひとつにしてもお洒落できれいだ。だから「本当に安いのかな?」と疑問に思ったが、案の定高い値段を提示する店が大半だった。ただ交渉の余地があるので、粘れば値段も落ちるのだろうが。探していたカプリオもある。古い在庫商品までもきちんとある。 が、いろいろ見ていると本当に欲しいものはどれなのか曖昧になってしまい、買わず終いで宿に戻ることとなってしまった。 もう一度、宿付近の店を回り、再び吟味した。気になるのは、カプリオ、フジのF710かF810、S5500だ。残念ながら全部付属のレンズを付けなければ広角レンズにはならないのだが、マニュアル機能は付いている。F710とF810はやや古いので値段も安めだ。S5500は申し分ない機能満載だ。ズームは10倍だし、一眼レフタイプのいかにもと言った機能が付いている。ただ値段も高いし、破損の時のショックが怖い。 結局迷いは解けず、ますます深みに入る一方。一晩過ごして明日に購入することにした。香港滞在も延ばしてもらったので明日中には決めないと!と思った。 翌日は宿近くの電気屋を再び回った。不親切な店員が多い中、とても親切に説明してくれる店があった。値段もディスカウントしてくれるようだ。いろいろ説明を受けた。 彼のお勧めはS5500だ。F810が2980HK$なのに対し、広角レンズ付きのS5500が4100HK$なのだから、絶対S5500が得で良いとのことだ。納得できる話だが、やっぱり破損時のショックは大きい。ここまで良いカメラを買う理由は?と考えてしまうのだ。さらに悩み、一旦違う店に行ってみることにした。 F810がすんなり2000HK$に落ちた! 店によって値段がこんなに変わるとは思っていなかったのでびっくりだ。ちなみにここはS5500がない。だから店員のお勧めは"別のもっと高い商品"だった。F810は専用の広角レンズはないが、磁石で付けられる付属レンズがあるという。「fujiyama」と怪しいブランドのレンズだ。でもそれを付ければ広角作用があって私好みだ。まず、F810より新しい型を勧められた。値段もほぼ同じ値段で安くしてくれたのでターゲットをそちらに変更。少し重さが軽くなる。結構悩んだが、やっとそれを買うことに決定。日本円で約40000円と結構安い。(XDカード、広角レンズ、MP3ウォークマンを含む)。 だが、店員のお勧めは更に上を行く。今度はペンタックスだ。重量とサイズはかなり小さくなり、素材もアルミで良い。バッテリーも小さい。だが、約15000円高くなるので私は別にいらない。だが店員は勧める、勧める。何度も。それを断わり、私は領収書にサインをしようとした。サイン前にも一押し。しつこい~うるさいな~と思いつつ「No」と断わった。 そしてバッグに商品を入れてもらい店を出ようとする時に再度一押し。断わるが、値段が更に落ちた。私は一度もディスカウントの要求はしていないが、向こうから一方的に値段を言ってくるのだ。日本円で50000円ということだ。自分の中で決めていたことが破壊され、ついに商品変更となった。向こうもニコニコ満足気でいやらしい。椅子から立ち上がり、出る、いや、その前にと商品の中身を確認してみた。あれ、ない。SDカードがない。SDカードはもう一台のカメラ用に一枚持っているのを店員は知っていた。だから交渉中に必要ないだろうと言っていた。だから彼の言い値は最初からSDカードを含まない料金だったのだ。(フジのカメラの値段はXDカードの料金込み)「やっぱり元のカメラに戻して!」そう訴えると、困った顔の店員。もちろん向こうの力説で高いカメラに変更したのだからその逆の変更もできるはずだ。それは可能とのことだが、理由を話せという。素直に話すと、じゃぁ、200HK$、と。高いよ。と躊躇していると180HK$との声。それも高い、だったら元のカメラに、と思っていると、店員も疲れたらしく、「持ってけ持ってけ」となんと無料でくれた。「もう私もお腹が空いたんだよ。」と。私もかなり疲れたよ!! 翌日、バッテリーをチャージして広角レンズを付けてみる。アレ!!!レンズ周りに黒い影があるではないか!あの時に、交渉に忙しくてカメラ自体を見る余裕がなかったのだ。不覚にもカメラとレンズの相性が合っていなかった。たぶん店員もそれさえ気づいていなかった。広角レンズのための購入なのに飛んだ失敗だ!情けない。自分の意思で決め、ペンタックスに乗り換えなければ良かったのに、と泣きそうになった。 しかも、である。使って1週間も経たないというのにカメラが壊れた!レンズを閉まう時に不接触が起きたのか、レンズが完璧に終まわれないうちに動きが止まる。ONやOFFにしてもすぐに動きが止まってしまう。電池を取り外しても何しても変わらない。ひどい!私はまた泣きたくなった。 これから行く成都に修理してくるところがある。だが保証書はあるのだが、レシートは捨ててしまった。ああ、バカなワタシ。どうなるか分からないが、成都に行くまで待つのみである。 成都にて。 修理はできなかった。成都のそのオフィスはただの事務所で修理は上海まで運んでやるらしい。だから運んで送り返す日数もかかるし、レシートがないからお金もかかる。だったら新しいカメラを買うほうが良いよ、と言われてしまった。期待はしていなかったがやはり無念。まだ新しいのに・高かったのに・・・。(香港に帰るにも上海に行くにもお金はかかるし、冬前までにチベット越えをしなくちゃならない予定がある。) だが、だがである。奇跡と呼ぶべきかその日にカメラが直ったのだ!相変わらず動きが止まるレンズをぐいっと押した。毎回同じようにやっていたつもりだったが、今回の押しはタイミングが良かったのか、無事にレンズが前方に出てきたのだ。しっかりシャッターを押すことができる。良かった~~! 広角レンズは合わないが、カメラは直ったので一安心だ。 だが慣れてくると再び不具合を嘆く。あの時、あのカメラを買えば良かったとか、買わなければ良かったとか、後悔の念はしつこく登場する。 ペンタックスはpentax SV レンズは5.8mm~29mm。35~180mm相当。これに合う別付広角レンズはないものだろうか。また、故障の理由は付けた磁石(マグネット)に関係があるのだろうか?日本で売られている別付レンズも磁石タイプも売られているようだが、これはデジカメにとって支障はないのだろうか。 #
by ma-yu-1976
| 2005-09-20 18:21
| 香港・中国・チベット
ウブドでの日々はいつもながらのんびりしたものだ。 ホテルに付いている朝食を食べ、それからダンスレッスン。散歩やお店をひやかしたり、友達のいる所へ遊びに行ってみたり、バリ人の友達と会って話してみたり、と。 今回、ダイビングでお世話になったmachanと、その弟オカさんとも友達になった。3兄弟ともよくウブドを ぷらぷらしているので、どこかで会う可能性が高いのだ。友達のももちゃんとmachanの会話がとてもおもしろい。 も:「エステ予約するのにHIS行くんだ。」 m:「ナンだー。私が電話でしてあげるよー。」 も:「○○○って名前のエステだよ!」 m:「分かった分かってる!」 --数分後-- も:「できた?」 m:「はいはい・・。何時?!」 も:「本当にソレ、○○○なんでしょうね~?」 m:「いや、コレはエステの取締りの社長!こっちのエステのが良いんだよ~!」 も:「○○○って言ってるのに!いらない!この予約いらない!」 m:「んだーーー。」 #
by ma-yu-1976
| 2005-05-28 14:49
| バリ島*special
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